Gallagher戦法(by Yamagishi, edit ayu)


2004年12月23日

Gallagher戦法・実戦編(2)

【 第2局 】Blunderov(ICC2004) - Asahigaoka(ICC1961)
持ち時間各20分++20秒、レイティング戦、2004年7月27日

  1.d4 Nf6 2.c4 g6 3.g3 Bg7 4.Bg2 d6 5.e4 O-O 6.Ne2

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ICCでは35本のチェス講座があります。その中に「Strategic
Petrosian #1,#2,#3」というのがあり、ペトロシアンがこの白の
構えで戦略的に勝った実戦が解説されています。白はそれに
啓発されて同じ形を用いてきているようです。こちらとしては
経験のないオープニングに誘い込まれるのはいやなので、
早めにポーンを交換して(8...exd4)こちらのテリトリーで戦います。

  6...e5 7.O-O Nbd7 8.Nbc3 exd4 9.Nxd4 Re8 10.h3 a6 11.Be3 Rb8 12.a4

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この手も知りませんでした。McNab の「The Fianchetto
King's Indian」によるとこの手は「critical try」だそうです。
黒の応手は私の指した ...Ne5 の他に ...Nc5 もあるそうです。

  12...Ne5 13.b3 Nc6

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McNab の本には 13...Bd7 の変化が載っています。確かに
それが自然な手です。13...Nc6 と指したのは、e5 にいても
どうせ白の f2-f4 に追われるし、白が 14.Nxc6 と取ってくれ
ば 14...bxc6 と取り返して、ダブルポーンになるけれどもオー
プンファイルに面しているのではないからさほど弱くなく、中央
が厚くなると共にb筋がオープンファイルになる利点もあると
いうものでした。しかし局面の展開からすると良い手ではな
かったようです。ここから後はどういう方針で指し進めたら
良いか分からず、黒の迷走が始まります(決してこれで良いと
考えて指していたわけではないです)。

  14.Rc1 Nxd4 15.Bxd4 Be6 16.Re1 Nd7 17.Bxg7 Kxg7
  18.Qd4+ Qf6 19.Qxf6+ Kxf6 20.Nd5+ Bxd5 21.cxd5 Nc5
  22.Rc3 b5 23.b4 Nxa4 24.Rxc7 Nb6 25.Ra1 Rec8

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この手に対して 26.Rc6 と指されていたら黒がはっきり悪
かったです。26...Rxc6 27.dxc6 となった時、すぐにルークを
廻してc6の白ポーンを取るわけにはいきません(白から
e4-e5+ がある)。25...Rec8 と指す前から分かっていました
が、他に指しようがありませんでした。ルークを交換してくれ
たので助かりました。

  26.Rxc8 Rxc8 27.Rxa6 Rc1+

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これで f2 の白ポーンを狙ってドローになると思いました。
しかし白としても a6 のポーンを取るしかないところです(...Na4
があるので)。29...Rc2 で 29...Rb1 と指せば黒がわずかに
有利かもしれませんが、中盤でずっと苦戦だったので指す
気力がわきませんでした。

28.Kh2 Nc4 29.Ra8 Rc2 30.Kg1 Rc1+
31.Kh2 Rc2 32.Kg1 Rc1+ 33.Kh2 Rc2 1/2 - 1/2

投稿者 yamagishi : 14:33 | コメント (0)

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