Gallagher戦法(by Yamagishi, edit ayu)
【 第5局 】Stevebaiano(ICC2081) -
Asahigaoka(ICC1933)
持ち時間各7分++12秒、レイティング戦、2004年10月2日
1.Nf3 Nf6 2.d4 g6 3.c4 Bg7 4.g3 d6 5.Bg2 O-O
6.O-O Nbd7 7.Nc3 e5 8.e4
exd4 9.Nxd4 Re8
10.h3 a6 11.Be3 Rb8 12.a4 Ne5 13.b3
13...c5
第2局で書いたとおりここは 13...Bd7 が正着です。
14.Nc2 Be6 15.f4 Nc6 16.Qd2
黒のキング側の黒枡を狙う 16...Nh5
を先に指していたら
Fritz8によるとほぼ形勢互角でした。よけいなこと(16...Qa5)
をしてから 17...Nh5
と指したため形勢が悪くなりました。
16...Qa5 17.Rad1 Nh5 18.Ne2
こうナイトを引かれて g3 のポーンを守られると同時にクィ
ーンが当たりになることに気づきませんでした。
18...Qxd2 19.Rxd2
19...Nd4
何とか手を作らなければと焦った手です。ここからはずっと
敗勢の状態が続きます。Fritz8 によれば 19...Na5
なら黒が
少し悪いという程度です。
20.Nexd4 cxd4 21.Bf2
こうビショップを引いて g3 のポーンを守らなければならない
ということは、最初から 20.Ncxd4 と反対のナイトで取ってい
れば
21.Bf2 は必要ありませんでした。しかしそれでも白の
勝勢には変わりありません。
20...b5 22.axb5 axb5 23.Nxd4 Bxd4 24.Rxd4 bxc4
25.bxc4 Rb3 26.Kh2 Rc8
27.Rc1 Rb4 28.Bf1 Rb2
29.Kg1 Rb3 30.Kg2 Rc6 31.Be2
Fritz8 によればここで 31...Bxh3 という手がありました。
32.Kxh3 ならば b3 のルークの横利きを利用して
32...Nxf4+
があります。しかし相手にしないで 32.Kh2 とかわしていれば
白が優勢です。
31...Nf6 32.g4 Rb2 33.Kf3 h6 34.f5 gxf5 35.gxf5 Bc8
36.Rg1+ Kh7
37.Bg3 Rb3+ 38.Kf2 Rb2 39.Ke3 Ba6
40.Rxd6 Rxd6 41.Bxd6 Nxe4
42.Bd3
対局中既に気づいていましたがこの手では 42.Be5 で決
まりでした。ルークとナイトが当たりになっていて 43...Rb3+
としても
44.Kxe4 と幸便に取られてしまいます。また Rg7+
の後の空き王手も辛らつです。42.Bd3
としたためついに
逆転してしまいました。
42...Nxd6 43.f6+ Kh8 44.c5 Rb3
この手が黒の用意していた手でした。
45.Rd1 Nf5+
Fritz8 によると正着は 45...Nb7 と、c5 のポーンの面倒を
みる手でした。45...Nf5+ だと 46.Ke4 で、d3
で駒の清算を
することができません。清算するとナイトで c5 のポーンを
すぐに止められません(その場合でも形勢は黒優勢ですが)。
46.Kf4 Bxd3 0-1
投稿者 yamagishi : 16:03
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