Gallagher戦法(by Yamagishi, edit ayu)
またGallagher戦法を指す機会があったので追加しておきます。
【 補遺 】 chessking150(ICC2023) - Asahigaoka(ICC1973)
2005年1月2日
持ち時間各15分++10秒、レイティング戦
1.d4 Nf6 2.c4 g6 3.Nf3 Bg7 4.g3 d6 5.Bg2 O-O
6.O-O Nbd7 7.Nc3 e5 8.e4
exd4 9.Nxd4 Re8
10.h3 a6 11.Bg5
知らない手でやってこられました。
11...h6 12.Be3 Rb8 13.Qd2 Ne5 14.b3 c5
15.Nde2 Bxh3 16.Bxh6
ここまでは McNab の「The Fianchetto King's Indian」の
手順と合っていました。しかし次の手を間違えました。
16...Bxg2
McNab の本によると正着は 16...Qd7 で、以下 17.f3 b5
18.cxb5 axb5 19.Bxg7 Kxg7 20.Nf4
Bxg2 21.Kxg2 Rh8
22.Rh1 b4 23.Ncd5 Nxd5 24.Nxd5 Nc6 25.Qb2+ Nd4
26.Nf4
f6 で互角だそうです。
17.Kxg2 と指された直後にルークが h1 に回ってくる手に
気付き愕然としました。
考えてみれば単に 16...Qd7 と上がればルークが連結し、
白が g7
のビショップを取ってくれば幸便にキングで取り
返してこちらがルークを h8 に廻すことができます。白から
ビショップの交換をしてこなければキングを
h7 に上がって
交換を催促し、交換を嫌ってビショップが下がればルークを
h8 に廻してキングを g8 に引くこともできます。
もし同様のことを狙って白のキングが h2 に上がれば途端に
...Bxh6 があります。クィーンで取り返せば ...Ng4+
です。
ナイトの位置が違うので白には同様の手がありません。
対局中はこのような仕組みに気付かず、正月早々呆けた
手を指してしまいました。
17.Kxg2 Qd7 18.f3 Bh8 19.Rh1 Nh5 20.Nd5 b5
21.Rxh5 gxh5 22.Qg5+ Kh7
23.Qxh5 Re6
24.Rh1 Kg8 25.Nef4 Ng6 26.Bg5 Nxf4+ 27.Nxf4 Bg7
28.Qh7+
Kf8 29.Nxe6+ fxe6 30.Bh6 1-0
30...Rb7 でまだ頑張れるという読みだったのですが
31.Qh8+ に気付き投了しました。30...Qf7 でも同様に
31.Qh8+ があります。
投稿者 yamagishi : 20:22 | コメント (1)