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「ヒカルのチェス」(7)

1996年

「Chess Life」1996年11月号

ワールド・オープン特集記事の中でヒカルの父ウィーラマ
ントリの対GM快勝局が本人の自戦解説で掲載されてい
ます。故・GMグフェルドは来日したことがあります。

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白 FM スニル・ウィーラマントリ(Sunil Weeramantry)
黒 GM エドワルド・グフェルド(Eduard Gufeld)
ピルツ防御(Pirc Defense)
オーストリア攻撃(Austrian Attack) [B09]
1996 World Open

解説 FM スニル・ウィーラマントリ

  1.e4 d6 2.d4 Nf6 3.Nc3 g6 4.f4 Bg7 5.Nf3 c5 6.Bb5+

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この手は 5...c5 に対する最も厳しい応手である。

  6...Nfd7

通常の手は 6...Bd7 である。黒は定跡形を外したかった
のであろう。

  7.dxc5 dxc5 8.e5!

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黒の d6 ポーンの不在につけこむ当然の手である。白は
センターの広さで明らかに優位に立った。グフェルド愛用
のビショップは傍観者となっている。(訳注 グフェルドは
キングズ・インディアン防御の熱狂的な信者で g7 のビ
ショップは「グフェルドのビショップ」と呼ばれていました。)

  8...O-O 9.h4!

キング側攻撃の好機である。黒は通常の反撃を行うこと
ができない。

  9...Nc6 10.h5 a6 11.Bd3

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  11...Nb6 12.hxg6 hxg6 13.Qe2 Bg4 14.Qf2 Qd7

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黒は g5 の地点を支配して 15.Qh4 を防いだ。(訳注 「g4
のビショップに紐をつけて 15.Qh4 に備えた」の誤りだと
思われます。)

  15.Qxc5 Nc8

他に逃げ場所がないので口惜しいが仕方ない。15...Qc7
は 16.Qf2 で b6 のナイトを守っていないといけないので
黒のクイーンが d7 に戻れない。

  16.Be3 b6 17.Qd5 Qc7?

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この手はポカだった。しかし d5 の地点でクイーンを交換
しても形勢は黒が良くない。

  18.Bxg6 Bh8

逃げ道を作るための苦肉の策。しかしここで豪快な決め
手が待っていた。

  19.Bxf7+ Kg7 20.Rh7+! 黒投了

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20...Kxh7 21.Qe4+ で即詰みが避けられない。

コメント (2)

ayu:

GMでも、大ポカやるんですね。

安心するし、うれしくなりますね。

しかし、毎回、毎回違う盤面の色
目先が変わっていいですね。

Yamagishi:

なかなかヒカルの棋譜に入れないので色で目先を変えています(?)。1997年のChess Life にも出ていません。なにしろまだ9歳だから仕方がないですね。

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2006年07月29日 20:15に投稿されたエントリーのページです。

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