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「ヒカルのチェス」(8)

1996年

「Chess Life」1996年12月号

米国内のチェス界の話題を紹介するページにヒカルの兄
のアスカの記事が掲載されていました。「易しい詰み
(Simple Checkmates)」という本の校正をして高く評価さ
れたそうです。

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易しい詰み

シーラ・フィーラン(Sheila Phelan>/バランタイン(Ballantine)
/ランダムハウス(RandomHouse)

昨年の秋にギラム(A.J.Gillam)の「易しい詰み(Simple
Checkmates)」の発行を計画している時スニル(Sunil)の
序文がいつできあがるかキャロリン・ウィーラマントリ
(Carolyn Weeramantry)に尋ねた。(キャロリンはスニル
の妻でアスカならびにヒカル・ナカムラの母である。二人
とも非常にレイティングの高い少年チェス選手である。)

私はキャロリンに序文ができあがった後唯一の気がかり
はゲラ刷りの校正のことだと言った。

するとキャロリンは息子のアスカにやらせてみてはどうか
と言った。アスカはその時9歳でレイティングは2,000前
後だったと思った。もちろんアスカの学業はあまり負担に
なっておらず、良い刺激になるだろうと彼女は考えていた。

アスカは1月にゲラ刷りを受け取り我々のために非常に
頑張ってくれた。21の誤りを発見しそのうちの一つの詰
みは原図に誤りがあるものだった。アスカは信じられな
いほど完璧にやってくれた。

Y060804A.GIF

我々はアスカへの感謝の印として著作権のページの所
に特別に彼への謝辞を表した。「バランタインの招待チェ
ス編集者アスカ・ナカムラに特別の感謝を捧げる」
(Special thanks to Ballantine's guest chess editor
Asuka Nakamura)

それにしてもこれは「全国学校チェス財団」の家族の努
力の賜物である。この本はこれまでのところ非常に良く
売れている。そして将来はもっと新しいチェスの蔵書が
増えるであろう。

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アスカへの感謝の言葉は次の写真の赤で囲んだ部分
です。

Y060804B.GIF

同じページの記事で、U.S.Open の時に、米国チェス連
盟表彰宴会での「年間活動家大賞(Organizer of the
Year)」が発表され、スニル・マントリが「教育におけるチェ
ス委員会(The Chess in Education Committee)」の委員
長として「年間委員会大賞(Committee of the Year)」に
選ばれました。

参考のために「易しい詰み」の169ページを下に載せて
おきます。

Y060804C.GIF

コメント (2)

keres65:

問題310は、一目、1.Qc7+Nxc7 2.Nb6#ですが、あすか君の監修前の原稿かな。
それにしても、9歳でレイティング2000とは凄いなー。

Yamagishi:

なるほど、確かにそういう余詰めがありますね。しかも筋が良いです。この本は今回の記述のために買ったので監修前の原稿ではないです(日本アマゾンからの本の配達を待っていたので羽生さん記事を入れました)。適当に本を開いてこのページのスキャナー写真を撮ったのですが面白い偶然があるものです。再版では次の謝辞も入れる必要がありますね。
Special thanks to chess commentator
Keres 65

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2006年08月04日 20:59に投稿されたエントリーのページです。

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