第2章 ポーン・エンディング
2.3 キング+2ポーン対キング+ポーン
D パスポーンのない連結ポーンの場合(続き)
b)せき止められたポーンがない時(続き)
白のポーンがもっと後ろにあり白キングが自分のポーンの前にいる余地がある時は黒のポーンがナイト列にあっても引き分けの可能性は非常に少なくなる。その例が図38である。
図38
どちらの手番であっても白が楽に勝つ。
1.Kf5
黒の手番ならば 1...Kf8 2.Kg6 Kg8 3.h5 Kh8 4.h6 Kg8 5.g5 と進んで白が勝つ。
1...g6+
他の手ではこれまで見てきたように白キングがg6の地点を占めて白が勝つ。
2.Ke5
2.Kg5? は間違いで 2...Kg7 3.Kf4 Kf6 で引き分けになる。
2...Ke7 3.g5 Kf7 4.Kd6 で白が勝つ。
(この節続く)