第4章 ルーク・エンディング
4.2 ルーク+ポーン対ルーク(続き)
A ルーク+ルーク列ポーン
白は次の例のように黒キングが少なくともf列まで離れている場合に限り勝つことができる。
図136
カールシュテート、1909年
白ルークは黒キングがc7に到達する前にb8に行くことができる。勝ちに至る手順は非常に参考になる。
1.Rc2 Ke7
2.Rc8
2.Rc7+? は誤りで 2...Kd8 3.Rb7 Rc1! でここで 4.Kb8 は 4...Rc8# で詰んでしまうので黒は引き分けにすることができる。
2...Kd6
2...Kd7 は 3.Rb8 Ra1 4.Kb7 Rb1+ 5.Ka6 Ra1+ 6.Kb6 Rb1+ 7.Kc5 Rc1+ 8.Kd4 で白がもっと楽に勝てる。
3.Rb8 Ra1 4.Kb7 Rb1+
5.Kc8!
5.Ka6 は 5...Ra1+ 6.Kb6 Rb1+ 7.Ka5 Ra1+ で無駄手である。
5...Rc1+ 6.Kd8 Rh1 7.Rb6+ Kc5
(この節続く)