第4章 ルーク・エンディング
4.2 ルーク+ポーン対ルーク(続き)
B ルーク+ルーク列以外のポーン
(a)7段目のポーン
前の例は黒ルークがポーンから十分離れていなかったために白キングが黒ルークを当たりにして貴重な先手を取ることができたために黒が負けたことを示している。黒ルーク以外の全部の駒を1列右に移動すれば(図150)黒は引き分けにできる。
図150
タラシュ、1906年
1...Ra8+ 2.Kd7 Ra7+ 3.Kd6 Ra6+
4.Kd5
4.Kc7 なら 4...Ra7+ である。4.Kc5 なら 4...Ra5+ 又は 4...Re6 で良い。
4...Ra5+
で引き分けである。白キングはポーンを見捨てて黒ルークに取られずにチェックから逃れることはできない。
(この節続く)