第4章 ルーク・エンディング
4.2 ルーク+ポーン対ルーク(続き)
B ルーク+ルーク列以外のポーン
(a)7段目のポーン
図152
黒キングがg8にいる場合も黒が負ける。1...Ra8+ 2.Kd7 Ra7+ 3.Kd6 3.Ke6 も 3...Ra6+ 4.Ke5 Ra5+ 5.Kf6! Ra6+ 6.Kg5 Ra5+ 7.Kg6
から 8.Rf6-d6 で白が勝つ。3...Ra6+ 4.Kc5 Ra8 4...Ra5+ ならやはり 5.Kc6! が良い手である。5.Kc6!
5...Kg7 5...Ra6+ は 6.Kb7 Re6 7.Rf8+ ここに違いがある。6.Ra1! Rb8 7.Kc7
から 8.Kd7 で白が勝つ。
このような局面は一般に黒が次のような条件を満たせば引き分けにできる。
1)黒キングがポーンの狭い側にいて2列以上離れていない。
2)黒ルークがポーンから少なくとも3列離れていて敵キングを横からチェックできる。
3)白ルークが比較的守勢の位置にいる(図150の説明参照)。
(この節続く)