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チェス世界選手権争奪史(39)

第2章 ビルヘルム・シュタイニッツ(続き)

 1892年1月にシュタイニッツとチゴーリンはハバナに戻り前回と同じ条件で番勝負を始めた。新年に行なわれた第1局はまたしてもエバンズギャンビットだったが今度はチゴーリンが縦横無尽に指し回した。

エバンズギャンビット
白 チゴーリン
黒 シュタイニッツ

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 Bc5 4.b4 Bxb4 5.c3 Ba5 6.O-O d6 7.d4
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7...Bg4(シュタイニッツは今回の番勝負で6回この手を指した。唯一手を変えたのは第7局で 7...Bd7 を試した。7...Bb6 からのラスカー防御がエバンズギャンビットを指す楽しみをほとんど奪ったのはもちろんしばらくのちのことである。)8.Bb5(第15局でチゴーリンはここで 8.Qa4 と指した。そして 8...exd4 9.cxd4 a6 10.Bd5 Bb6 11.Bxc6+ bxc6 12.Qxc6+ Bd7 13.Qc3 Ne7 でギャンビットしたポーンを取り戻したが優勢にはなれなかった。)8...exd4 9.cxd4 Bd7 10.Bb2
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10...Nce7(あまりにもシュタイニッツ流にこだわったと反省してシュタイニッツは以降の試合で 10...Nf6 に手を変えた。しかし 10...Nce7 は悪手というより奇手というべき手で、この手自体が防御の失敗の原因ではない。)11.Bxd7+ Qxd7 12.Na3 Nh6 13.Nc4 Bb6 14.a4 c6 15.e5 +-
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15...d5 16.Nd6+ Kf8 17.Ba3 Kg8 18.Rb1 Nhf5 19.Nxf7!
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19...Kxf7 20.e6+ Kxe6 21.Ne5 Qc8 22.Re1 Kf6 23.Qh5
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23...g6 24.Bxe7+ Kxe7 25.Nxg6+ Kf6 26.Nxh8
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26...Bxd4 27.Rb3 Qd7 28.Rf3 Rxh8 29.g4 Rg8 30.Qh6+ Rg6 31.Rxf5+ 黒投了
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(31...Qxf5 32.Qf8+)

(この章続く)

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2009年09月24日 08:27に投稿されたエントリーのページです。

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