「谷沢さん!!話があるんですけど・・・・」
「何?」
「前から考えてたんですけど・・・・今度OTBチェスサークルを作ろうか、と思いまして・・・」
「・・・・ふ~ん」
「それで・・・谷沢さんにも手伝ってもらえないでしょうか?」
「何を?」
「チェスサークルの運営」
「ふ~ん・・・・つまんない冗談だね!!エイプリルフールもとっくの昔に過ぎたのに・・・・」
「いや、冗談じゃないんです」
「はっ??」
「<新しくOTBチェスサークルが増えたらOTBチェスプレーヤーが増えないかな>と思ってるんですけど・・・・」
「訊いて・・・いいか?」
「はい」
「オマエ・・・・馬鹿か?」
「はっ??」
「だから・・・・オマエ、バ・カ・か?」
「・・・・どういう意味ですか?」
「はあ・・・・こりゃあ、どうしようもないバカだな!!」
「・・・・」
「いいか、今から俺のいう話をよく聞けよ!!」
「・・・・」
「なんだ?その態度は!!」
「・・・・バカと言われて怒らない人間はいないでしょ!!」
「はあ・・・・こりゃあもう、どうしようもない男だ・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・谷沢さんに頼んだ私がバカでした」
「サークルを立ち上げるなんてバカげた事はやめといた方が良いよ!オマエのためだ!!」
「・・・・谷沢さん、まだ昔のことに拘ってるんですね」
「はっ??」
「昔、OTBチェスサークル新設しようとして・・・・ダメだったこと」
「・・・・なあ、もうひとつ訊いていいか?」
「なんですか?」
「オマエ・・・・心のそこから、俺のこと、バカにしてるだろ?」