2002年6月某日(土曜日)
午後0時30分頃、私(芦谷高敏)はカフェアンパサンに入った。客は一般客が二人ほど。チェスプレーヤーらしき人物は見当たらなかった。客に注文の飲み物を運びがてら、店主(代表)は私に声をかけた。
「もう少ししたら、プレーヤーが来ると思うから」
私はカレーセット(確か、これだったはず?)を注文した。
午後1時過ぎ。私は食事を済ませコーヒーを飲み、漫画を読みながら考えた。
<プレーヤーなんか来ないじゃん!あと30分待って来なかったら、もう二度とここには来ないでおこう>
午後1時10分過ぎ。長身の四十代の男が入店して窓際の席に着いた。まもなく代表が私に近づき話した。
「(窓際の席を手で示して)あの人はプレーヤーです」
私は窓際のテーブルに近づき男(仮にオメガ氏とする。以前、V氏としていた人物だが、これからはオメガ氏に変更する)に挨拶をして対面に座った。オメガ氏とのゲームが始まってまもなく、二人の男が私とオメガ氏の隣のテーブルに着いた。カッパ氏とラムダ氏だ。
ここから先のことが・・・あまりにもぼんやりしていて、なかなか思い出せない。記憶しているのは、オメガ氏がサッカー・ワールドカップの話をしていたこと。「初心者相手には1.e4には1...e5と合わすようにしないといかんなあ」と言っていたこと。私が白番でEvans Gambitをしていたのをカッパ氏が「おお!Evans Gambit」と興味を持ってラムダ氏の考慮中にこちらの練習局を見ていたことだ。
午後6時前、閉店の時間。ラムダ氏とは店で別れ、私とカッパ氏とオメガ氏は難波方向に歩いていた。道中、私はカッパ氏に、
「ステイルメイトって、試合でも出てきますか?」
と質問をした。カッパ氏は実際の公式戦で目撃した鮮やかなステイルメイトのことを私に話した(局面等はもう忘れてしまった)。
南海難波のガード近くで、オメガ氏が私に話しかけてきた。
オメガ 「どうや?これから、俺たち二人は飲むんやが・・・」
私 「私の手持ちは3千円ですけど・・・」
オメガ 「3千円あったら、いける。行こう!!」
私たち3人は、某全国チェーンの居酒屋に入った(魚○)。
居酒屋での私とカッパ氏とオメガ氏の会話。
私 「あの、本で読んだんですが・・・昔の白番は初手d4、その昔はe4、最近はg3が最も勝率が高い、とあったんですけど」
カッパ「えっ??」
オメガ 「はっ??いったい、どんな本を読んだんや??」
私 「えっ??違うんですか??」
オメガ 「e4やるぞ、今でも」
私「ん??」
あとは、当時の会長、松本氏の話や、チェス人口の話だったか?
私「プレーヤーが少ない、といっても・・・アンパサンに一般の客が来るたんびに「チェスやりませんか?チェスやりませんか?」と言うわけにはいかないし・・・」
オメガ 「そんなん、出来るわけないやろ!!」
私 (爆笑)
オメガ 「何、アホなこと言ってんねん!」
こんな感じで2時間近く、居酒屋で話したな。1時間経過したころに私が思ったこと。
<初対面の人と酒を飲んだのは初めてではないけど・・・なんかこの二人とは昔からの知人みたいな感じがする。二人とも、変わった人物だなあ>
(注)あくまでも2002年6月当時。現在のカフェアンパサンは土曜日は初心者専用(初心者以外のプレーヤーは入店不可)。詳しくは大阪アンパサンチェスクラブのHPを見てほしい。