クイーンでメイト
クイーンは単独で相手の裸のキングをメイトにすることはできません。自軍のキングと協力して相手のキングをメイトにするのです。さらに、相手のキングがボードの中央にいては、メイトにはできません。言い換えると、相手のキングをボードの端に追い込む必要があります。
相手のキングを最短手順でボードの端に追い込むためには、キングとクイーンが協調的に動くことが必要です。
fig.1
まず、fig.1の状態から、キングを攻撃に繰り出します。1.Kb2 Kd5 2.Kc3 Ke5 3.Qg6とクイーンも攻撃に参加させて、相手のキングの移動範囲を制限してしまいます。3...Kf4 4.Kd4 Kf3 5.Qg5 Kf2 6.Qg4 Ke1 7.Qg2と進んだ時点で、黒キングはボードの端に追い込まれたので、メイトは間近です。7...Kd1 8.Kd3 Kc1 9.Qc2#でメイトです。
K+Q vs. Kのエンディングでは、10手以内でメイトにすることができます。
コメント (3)
「K+Q vs. Kのエンディングでは、9手以内でメイトにすることができます。」は原書では「It does not usually take more than ten moves to force mate in such endings.」と書かれています。「more than」は「...を超えて」だから「10手を超えない」即ち「10手以内」になります。
「Fundamental Chess Endings」(Karsten Müller & Frank Lamprecht著、Gambit社発行)の16ページによると最長の10手かかる駒配置は白キングa1、白クイーンb2、黒キングf5だそうです。
投稿者: Yamagishi | 2007年10月09日 09:48
日時: 2007年10月09日 09:48
「Basic Chess Endings」(Reuben Fine著、McKay社発行)の1ページめには次のように書かれています。
「The Mate can be forced in at most ten moves from any position, but it usually requires fewer.」(メイトはどんな局面でもせいぜい10手で可能だが通常はそれより少ない手数しか必要としない。)
>『でも多くのチェスの教本には「9手以内でメイトにできる」と書かれていますよね?』
最初のコメントを書くに当たり持っているエンディングの本(10冊程度)は全部調べました。『9手以内でメイトにできる』と書いてあった本は見つからなかったし、あまりにも簡単なメイトなので「K+Q vs. Kのエンディング」に全然触れていない本も多かったです。
『でも多くのチェスの教本に「9手以内でメイトにできる」と書かれて』いるとりんりんさんは書いていますが、具体的にどの本とどの本とどの本...に書かれているのか、本の名前を教えてもらえますか。
投稿者: Yamagishi | 2007年10月16日 09:57
日時: 2007年10月16日 09:57
局面図をgif形式で貼り付けるよう教えられたと思いますが、jpg形式の方が画質が目立って落ちずバイト数も少なくて済むようです。
投稿者: Yamagishi | 2007年10月19日 16:29
日時: 2007年10月19日 16:29