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第2章 異種のピースによる戦い (2)

(前回からの続きです)

 ルックは自在に動けるこまではありますが、この例を見ると、どこへでも動けるクイーンの強打を受けてしまうと、ルックはいつでもやっつけられてしまうことが明らかでしょう。

 もし、10の局面で白の番だったら、これ以上相手に近づかないことです、つまり1.Qc8とすると1...Rb6+とされ、2.Kc7と逃げてしまうと2...Rc6+でステイルメイトによる引き分けに持ち込まれますので、白キングはc5のマスへの退却を余儀なくされます。

 従って、勝つためには黒に手番を移すといいでしょう。これは1.Qd4+ Ka8 2.Qh8+ Ka7 3.Qd8と進めることによって成立します。黒はツークツワンクの状態に陥りました。後の手順はお分かりですね。

 次の局面の分析では、キングに迫っていくときの方法を知っておく必要があります。

figure11.JPG 11

 1.Qf6+ Ke8 2.Qh8+、ここで2.Ke6は間違いで、2...Rd6+! とされて、たちまち引き分けにされてしまいます。白は、黒からのステイルメイトにされる可能性があることを絶対に忘れてはいけません。

 2...Kf7 3.Qc8 Ke7と進みますが、黒がルックを遠くに動かすと、すぐに負けてしまいます。もし3...Rd3ならば4.Qc4が決定的になりますし、3...Rd2ならばQb7+ Ke8 5.Qb5 Kf7 6.Qc4+ Ke8 7.Ke6で白勝ちです。また、もし3...Rd1と指せば4.Qc4+ Ke7 5.Qb4+ Kd8 6.Ke6で白勝ちです。いかにしてクイーンが2つの任務(つまり相手のキングの動きを制限することと、黒ルックが背後からチェックをかける隙を与えないこと)を同時に実行しているか、観察してみましょう。

                                        (この項続きます)

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2008年01月15日 10:24に投稿されたエントリーのページです。

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