(前回からの続きです)
8.Qf7+ Kc8 9.Qe8+ Kc7 10.Kc5 Ra7と進めます。ここまできたら、黒ルックが横筋ではなく縦筋に逃げたとしても、読者の皆さんは白の正しい応手を簡単に見つけられますよね。
さらに11.Qe7+ Kb8 12.Qd8+ Kb7 13.Kb5 Ra8 14.Qd7+ Kb8 15.Kb6と進めます。黒は命との脅威を前にして、満足な守備ができません。
ルックを持つ側が、クイーンを持つ側に対して守りきれるのは、ごく例外的な状況の場合だけです。次の図をご覧ください。
12
この局面では、白の駒の配置が悪いので、黒がパーペチュアル・チェックに持ち込むことができます。
1...Rg7+ 2.Kf5 (2.Kf6なら2...Rg6+!) Rf7+ 3.Kg6 Rg7+ 4.Kh6 Rh7+! です。黒の4手目がポイントで、ルックが捕られれば、ステイルメイトになります。