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第3章 ピースとポーンによる戦い (2)

 次の例は、21の局面で用いた攻撃法が利用できないものです。

figure22.JPG 22
 1.Qd7+ Kc1 2.Kb7 Kb1 3.Qb5+ Ka2 4.Qc4+ Kb2 5.Qb4+ Ka1 6.Qc3+ Kb1 7.Qb3+の後、黒は7...Ka1!と続けます。ここで白はどうすればよいのでしょう?ポーンをとってしまえばステイルメイトになってしまうので、キングを移動させて時間を稼ぐことができません。白キングが、たとえばa5のマスなど、ポーンの近くにいれば、勝つことはできるでしょう。

figure23.JPG 23
 23からは、1.Qd7+ Kc1 2.Kb4 Kb2 3.Qd4+ Kb1に対して、4.Kb3!が可能です。ここで黒はポーンをプロモーションさせる余裕があるのですが(4...c1=Q)、5.Qd3+ Ka1 6.Qa6+ Kb1 7.Qa2#の手順でメイトにされてしまいます。

 さて、次にaファイルのポーンが残っている場合を見てみましょう。

figure24.JPG 24
 白のクイーンはじりじりと黒キングに近づいていきます。1.Qb7+ Kc2 2.Qa6 Kb2 3.Qb5+ Kc2 4.Qa4+ Kb2 5.Qb4+ Kc2 6.Qa3 Kb1 7.Qb3+ Ka1と指していきます。白は黒キングを攻撃して、ポーンの前のマスに誘導していきますが、これはほとんど意味のない指し手になります。というのも、黒キングはステイルメイトにされ、白キングが黒キングに近づけないからです。
 23の局面と同様に、白のキングがいくらかポーンの近くにいれば、白は勝てます。

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2008年03月11日 13:39に投稿されたエントリーのページです。

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