ルック対ポーン
ルック対ポーンの駒割りのときには、普通はルックを持つ側が勝つのですが、キングがルックの掩護ができないような場合には、引き分けに終わることもあります。
非常に例外的なケースとして、キングとルックの位置取りが非常に悪いときには、「取るに足らない」ポーンであっても、プロモーションできる位置にいれば、ルックより危険な存在になります。
もし、ルックを持つ側のキングがポーンの通り道に立っていたり、ゲームの成り行きでキングがポーンに近づいていく機会があれば、勝つのは簡単です。
27
図27では、黒はキングの掩護なしにポーンを進めることはできません。そうしないと負けてしまいます。例えば1...b4 2.Kg7 b3 3.Rh3 b2 4.Rb3などです。
反対に、黒がキングの掩護を利用しながらポーンを前進させるときには、白キングがルックを掩護する余裕ができます。つまり1...Kb6 2.Kg7 Ka5 3.Kf6 Ka4 4.Ke5 b4 5.Kd4 b3 6.Kc3で白勝ちです。
次の原則を知っておいたら、役に立つでしょう。もしポーンを持つ側のキングがポーンの後ろにいるなら、通常ルックを持つ側が勝つためには、ルックを(守備側から見て)4段目に置いて、キングとポーンの連絡を断ち切らなければならない。
28
28の局面では、結果はポーンが8段目に到達する前に白のキングがd2の地点を占めることができるかどうか、にかかっています。もしこの局面で白番なら間に合います。つまり1.Kb4 e3 2.Kc3 e2 3.Kd2です。
黒番なら、ゲームは引き分けに終わります。つまり1...e3 2.Kb4 e2 3.Kc3 e1=Q+といった手順があります。